2023/12/8
SNS集客
SNS集客セミナー その1
今回のセミナーを受講いただくことで、平均して7~10組ほどの新規来場が増加しているといった成果を期待しております。どうぞ、最後までお読みいただければ幸いです。
まず、当グループの実績をご報告いたします。
2021年度において、新規のお客様の来場者数は合計で1028組様に達しました。少なからずコロナの影響もございましたが、2022年度は1074組様となり、2023年度においてはまだ9ヶ月分の累計で720組様にお越しいただいております。
現在、今後の動向についてはおおよそ1000を超えると予測しております。
ご覧いただきたいのは、SNSやホームページを含めた数値であり、その内訳としては実質的に8割から9割がInstagramになっています。
お伝えしたいのは、この割合が年々わずかに増加している点です。今年に至っては約55%となり、おそらく来年度か再来年度には紙媒体を確実に上回るものと予想しております。もちろん、皆様の中でも同様の状況や、まだまだ紙が強いと感じるところもあることでしょう。ただし、東海エリアの当グループではこのような割合になっております。
単価についてですね。この点に関して皆様から頻繁にご質問をいただきますが、率直にお伝えいたします。
現在のポスティング単価は、全社の平均で約72,021円です。正直なところ、私たちとしては6万円を目指したいと考えていますが、市況の変動もあり、現状はこの水準になっています。
また、インスタグラム広告の平均単価は29,224円となっており、これもおおよそ2万円程度を目指しているところです。
インスタグラム広告が紙媒体やポスティングよりも半分以下の価格帯であることは確かですが、お伝えしておかなければならないのは、実はこの数字にはテロップが含まれておらず、正直に言わせていただければ、当グループではインスタ広告に30万円以上投じても、それ以上の成果が得られにくい傾向があります。
例えば、広告費を30万円から60万円に増額した場合、30組になるかどうかというと、実際には15組を超えるとあまり伸びが変わらない傾向が見受けられます。単価が逆に上昇していくといった動向が、私たちの東海エリアの商圏で観察されています。
TikTokとInstagramの広告単価を比較しますと、TikTokは1000回の表示に対して約770円となり、広告にかける金額としての単価が確認できます。ただし、TikTokの予算目安は約500万円前後で、これはInstagramの10倍以上に相当し、予算が大幅にかかることになります。
TikTok広告には様々な種類があり、最大で500万円までかけることができます。しかし、現時点ではTikTokのユーザー数やユーザーの層を考慮すると、Instagramの方が広告効果があると考えられます。
TikTokのユーザー層は主に10代から20代が中心となっており、先進的なメディアといえるでしょう。我々はまだTikTokには手を出しておらず、広告予算やその広告の効果的な活用においては、TikTokはまだ導入が早い段階かなと判断しています。
もしご都合が良ければ、皆様のご意見を聞かせていただきたく、TikTokを試してみることも検討しております。ただし、現時点では我々はまだTikTokが十分な広告媒体となるかどうかに疑念を抱いております。
当グループの営業チームは全体で19人いますが、15名のお客様にご契約いただいた方々について、Instagramの利用状況をお尋ねしました。
その結果、100%の方がInstagramをご利用されているとのお返事をいただきました。この中には、ほぼすべてが我々の子育て世代に該当するお客様で、20代後半から40代前半の方々がInstagramを閲覧され、何らかのタイミングでご来場いただいていることがわかりました。
例えば、広告を見て来場され、その後にInstagramを観覧されたり、契約前に建物の雰囲気をInstagramで確認されたりといった形で、Instagramは彼らの選択の一環として確実に活用されています。
営業担当者ごとに具体的な組数は分からないため、年間80組と仮定した場合でも、約1200組や1000組のお客様がInstagramをほぼ必ず閲覧されている状況です。おそらく皆様の地域でも、Instagramはほぼ見られているのではないでしょうか。
これは無視できない状況と言えそうです。もしよろしければ、皆様の企業の営業担当者にも同様の質問をしてみていただければと思います。当方ではこのような状況です。
集客の流れについてお話しいたします。集客のプロセスは、正直に言って20年前と比較して圧倒的に変化していると考えています。
20年前は、大まかに言って、①認知、②会社の確認、そして③ご契約といった流れが3つのステップで構成されていました。
最初の認知の段階では、新聞チラシ、新聞の三行記事、またはタウン誌といった手段が主流でした。また、ホームページやSEO、PPCなども少しずつ可能性を秘めていましたが、当時は実際に足を運ばないと具体的な情報が得られないという状況でした。
見学会やホームページ、資料請求などがあったかもしれませんが、実際の会社の様子を確認するには足を運ばなければなりませんでした。その後、見学や情報収集を通じて興味を持った数を絞り込み、最終的に検討や契約に至る流れが一般的でした。
しかし、今はデジタル時代が進み、ネット上で詳細な情報やビジュアルを提供することが一般的になり、認知から検討、契約までのプロセスがよりスムーズかつ効果的に進行していると言えるでしょう。
現在の状況についてお話しいたしますが、情報は多岐にわたるため一部を省略しています。
認知の段階では、Instagram、ホームページ、ポスティング、スーモ、イエタテ、LINE広告、YouTubeなど、様々なメディアが存在しています。現在は20年前の確認段階が認知の段階でほぼ終わっているといえる状況です。特にInstagram、ホームページ、YouTubeが効果的な媒体となっています。
その後、昔のように興味を持ったら来場ではなく、調査を進め、興味を絞り込んでから来場するといったフローが一般的となっています。お客様の購買フローが相当変わってきていると言えます。
今日お伝えする中で最も重要なのは、この最初のステップである認知の段階で絞り込まれることが多い現実です。この点をしっかり押さえたいと考えており、今日は特にこれを中心にお話しいたします。認知の段階で手に入る情報が豊富になっている今、逆にここで遠慮してしまうと、確認や契約の段階が難しくなる可能性があると思います。ここをしっかり抑えたいと考えています。
ファッション業界でも同様の状況が見受けられます。
3年前の資料に基づいてのお話になりますが、2016年当時、多くの人々がGoogleで検索を行っていました。現在でもその傾向はさらに拡大しているでしょうが、統計から見ても、Googleでの検索よりもInstagramやYouTubeを利用して検索する方が一般的になってきていることが明確に分かります。このことからも、検索エンジンや検索サイトとしての機能が格段に向上していると言えます。
この傾向は社会全体に広がっており、食品業界などでも同様の傾向が見られるでしょう。
これは購買時に重要な影響を与えているメディアです。主に25歳から38歳の私たちの子育て世代が、購買の意思決定においてInstagramを活用している傾向が見られます。
これは家の購入に関する決定ではなく、例えば服の購入においての話ですが、55%がInstagramを参考にしているというデータがあります。
つまり、半数以上の人がInstagramを有益な情報源として活用しているといえます。
お客様は必ずInstagramを見ています。
Instagramは実質的に24時間ホームページと同等の存在であり、広告や宣伝の手段として効果的です。
何度もお伝えしますが、本日の目的は真にSNS広告に焦点を当て、平均して1回のセミナーで7組から10組ほどの新規のお客様がご来場いただけるような内容となるよう心がけています。どうぞ最後までお読みいただければ幸いです。
その前に、重要なポイントをお話させていただきます。私の印象として、インスタグラムが非常に重要です。何度もお伝えしていますが、半数以上の来場者がInstagramを通じて参加されていますし、さらに100%がInstagramを見て購買決定をされています。
まずは、大きな範囲での集客が非常に重要だと考えており、その大きなパイとなるInstagramをしっかりと活用していただきたいと思います。
もし可能であれば、各企業ごとに携帯電話を開いた状態でInstagramをチェックしながら、「ここはまだ対応できていないな」とか、「これを追加した方が良いな」といった点を実際に改善・修正しながら進めていただければ、非常に効果的だと考えます。
SNS集客セミナーその2はこちら⇩
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